インプラント治療にかかる費用や内訳、お支払い方法、費用が変動する理由について、詳しくご紹介します。
まず費用をご説明する前に、インプラントを埋め込むには外科的手術が必要になります。この手術では、雑菌などが入らないよう滅菌を徹底するため、専用の院内環境を整えたり、様々な使い捨て用品を使用したりするなど細心の注意が必要になります。そのためインプラント治療は、他の歯科治療よりもコストがかかることを最初にご理解ください。
インプラント治療の相場は1本あたり約20~40万円ぐらいですが、医院によって料金は大きく違ってきます。費用が変動する要因としては主に以下のようなものがあります。
治療する歯の数によって費用は大きく変わります。また、単一の歯と、複数の歯では料金が異なる場合もあります。
治療が複雑であればあるほど、手術時間や必要な手技が増えるため費用は増加します。
インプラント体や上部構造の材料によっても費用は変動します。例えば、セラミック製の上部構造は、金属製よりも高価になる場合が多いと言えます。また昨今の円安により、ほとんどが輸入品となるインプラント体や付属材料は大きく値上げされる可能性があることも知っておいてください。
歯科医院の立地・治療設備・環境、歯科医師の技術レベル、保証制度の有無、医院のインプラント患者数なども費用の変動要因になります。
インプラント治療の費用は、様々な要因や各患者さまの治療計画によって決定されます。そのため、正確な費用を知るためには詳細な診断と個別の治療計画の策定が必要になります。
様々な理由で費用が変動するとは言え、インプラントが高額に感じるのは一般的な感覚だと思います。ですが、インプラントの歯が長期的に使用できるのであれば、費用の感じ方は大きく変わってくるはずです。実はインプラント治療もメンテナンスを続けることで長期的に使用できることが多くの臨床データから明らかになっています。
ただし、メンテナンスをしていてもダメになるケースが無い訳ではありません。そこで、当サロンではその不安を解消できるようインプラント保証制度(インプラント本体は10年、被せる人工歯は5年)をご用意しております。
また、当サロンでは、患者さまの状況に合わせた最適な治療プランとそれに伴う費用見積もりもご提供しています。インプラント治療に関するご質問やお悩みがありましたら、お気軽にご連絡ください。
インプラントは、1年間に支払った治療費(他院で受けられた治療費も含む)のうち、10万円を超えた金額が医療費控除の対象になります。該当する場合は、確定申告をすることで納めた税金の一部が戻ってくる制度です。
当サロンのインプラント治療のお支払い方法は現金、銀行振込、クレジットカード、デンタルローンの4種類になります。
デンタルローンは、アプラス社のサービスで3~120回(10年)の分割払いから選べます。手数料はローン回数によって変わりますが、36回(3年)までは当サロンが負担しますので手数料はかかりません。
お支払い方法の詳細は下記のリンク先に掲載してあります。
インプラント治療の料金についてですが、基本的には以下項目の合計額となります。
インプラント治療の基本料金は、インプラント体(チタン製の人工歯根)の埋入に関連する費用です。この料金には、手術費や材料費が含まれます。医院によって料金は異なりますが、当院では1本275,000円からになります。
インプラントを歯茎に埋入した後、その上に乗せる「上部補綴(人工歯)」の料金が必要になります。こちらは使用する歯科材料によって料金が変わってきます。
骨が不足している場合には骨移植が必要になり、追加料金が発生することがあります。また、下顎のGBR治療や上顎のソケットリフト、サイナスリフト治療、PRP(多血小板血漿)を使用する場合なども別途費用が必要になります。